03

黄金色の夕陽

バーボンのグラスを透かして
琥珀色の光がテーブルを照らす

微睡みの中で
時間はゆっくりと流れ

私達は
想い出の中に

自分を投影し

其れは
走馬灯のように

私達の物語を
ゆっくり語り始める

-戎-